詩の朗読再生
No.34 (1971年、34歳)
家族
(セメント彫刻、45.0×61.0㎝、奥行31.0㎝)
僕は、家族5人の礎になって生きる。
傷だらけになったとしても。
僕が一番、怖いのは、家族が離れ離れに暮らすことだ。
4年前に味わった孤独と恐怖は、二度と経験したくない。
短大助教授の仕事も、京大大学院で学ぶことも、家族の幸せと比較すると、どうでも良いことだ。
家族と家庭を大切にして、僕は、彫刻家の人生を全うする。
僕は、家族5人の礎になって生きる。
傷だらけになったとしても。
僕が一番、怖いのは、家族が離れ離れに暮らすことだ。
4年前に味わった孤独と恐怖は、二度と経験したくない。
短大助教授の仕事も、京大大学院で学ぶことも、家族の幸せと比較すると、どうでも良いことだ。
家族と家庭を大切にして、僕は、彫刻家の人生を全うする。