日の見の丘 森尚彫刻公園

公園について

日の見の丘 森尚彫刻公園 「日の見の丘 森尚彫刻公園」には、写真集に掲載の彫刻をはじめ、約300点の作品を野外に常設展示!

テキストの朗読再生

一つの作品に、作家の人生、思想、その時代に対する反逆が、どれだけ結晶しているか、
作家の内面性に迫ること、それが芸術だ。
作品を作ることは、人間が人として壊れずに、生き伸びる手段である(森尚)。

(写真集『煉獄』プロローグから)

彼の彫刻は、我々夫婦の人生そのものの苦しみの表現だったと、知ることになるのである。
20代、30代の彫刻は、彼の苦悩が、生々しく、具体的に表現された、痛ましいものである。
彼の悲鳴が聞こえて来る。
40代頃から、その苦しみは、内面化され、50代には、より抽象化、概念化され、若かった頃の痛ましさはなくなっているが、苦悩は形を変えて、彼の内面で反芻されている。

アクセス

日の見の丘 森尚彫刻公園
岡山市中区海吉平岩458
  • 作品数:約300点
  • 面積:500坪余
  • 入場無料
  • 365日24時間入場可
  1. 1) 岡山駅から両備バス「西大寺バスセンター行き」で「海吉」下車、徒歩15分
  2. 2) JR高島駅からタクシーで20分
  3. 3) 岡山駅から岡電バス「高屋行き」で「二本松」下車、タクシーで10分

プロフィール

森 尚(もり たかし)

彫刻家・美術教師

1937年、埼玉県浦和市に父四郎・母キヌ子の四男(5人兄姉の末子)として生まれる。
岡山大学教育学部特設美術科卒業。就実学園美術科教諭・岡山彫刻会会員(1964~1998年)。

1971年〜1996年、岡山県現代美術展、汎瀬戸内現代美術展、32展、岡山市教職員美術展、個展開催。
1973年〜1998年、七人展主宰。
1990年岡山市文化奨励賞受賞。
1998年3月30日、脳梗塞により永眠。

2001年「千の教材と百の選択肢を─21世紀の教育を問う─森 尚遺稿論文集─」出版(編者・森 壽子)。

岡山市中区海吉平岩458に、「日の見の丘森尚彫刻公園」として、遺作彫刻(セメント)約300個を、遺族の手により野外展示(1999〜2018年)。

10代後半より革命思想に目覚め、体制や権力に組せず、社会的弱者の視線から表現し、制作する姿勢を、生涯貫く。

森 尚
煉獄―森尚生誕80周年記念彫刻写真集
テキストの朗読再生

1998年急逝した彫刻家・森尚の、妻・壽子による追悼作品集。
森尚氏の20歳~60歳までの40年間に制作された彫刻や油絵、リトグラフなど約120点の作品を掲載。

掲載作品の背景や彫刻家の胸中を、妻の視点で綴った詩や散文が胸に迫る。

本写真集は、森 尚の彫刻家としての生き様と共に、家族とは何か、夫婦とは何か、人を愛することとはどういうことか、信念を貫く生き方をした為に背負った十字架は何かなど、人間が生きて行く上で、避けて通れない重い課題を考える上で、参考になるはずである。特に、エピローグでは、「アリラン峠の先へ行ったM」出版(2004年)後の家族の軌跡が書かれており、どのような経緯で、2018年の森 尚 生誕80周年までに、彫刻公園が整備・完成されたかを、ご理解いただけるはずである。

編者:
森壽子(もり としこ)
判型:
A4判、上製本、巻カバー
頁数:
186ページ(全頁カラー)
定価:
本体5,000円+税
発行:
吉備人出版
刊行:
2018年3月30日

(書店やアマゾン等で購入可)

煉獄―森尚生誕80周年記念彫刻写真集
千の教材と百の選択肢を―21世紀の教育を問う―森尚遺稿論文集(美術教育論・同和教育論)

森尚が現役中に執筆した美術教育論と同和教育論を掲載。
第1部は「デザイン教育ノート」「美術教育論ノート」「美術教育を思考する」など美術教育論15作品を収載。
第2部では「同和教育について」「同和教育に関する随想」など同和教育論7作品を収載。
森 尚の美術家、そして教育者としての思想を知ることができる。

著者:
森 尚(編者:森 壽子)
判型:
A4判、上製本
頁数:
250ページ
発行:
森 壽子
刊行:
2001年3月30日

(非売品)

千の教材と百の選択肢を―21世紀の教育を問う―森尚遺稿論文集(美術教育論・同和教育論)

森 壽子(もり としこ)

言語聴覚士・教育学博士

1941年、岡山県に生まれる。
岡山大学法文学部専攻科(言語・国語学専攻)修了。1988年、東北大学にて博士号取得。

1970年〜1991年、川崎医科大学附属川崎病院耳鼻科で言語聴覚士として勤務。
1991年、川崎医療福祉大学教授。2002年〜2010年、北海道医療大学言語聴覚療法学科・同大学院言語聴覚学専攻教授。
現在は藤本耳鼻咽喉科クリニック勤務。詩集『アリラン峠の先へ行ったM─彫刻家・森尚、その死と彫刻公園の設置まで』(新風舎・2004年)など。

森 壽子
アリラン峠の先へ行ったM―彫刻家・森尚、その死と彫刻公園の設置まで

突然の森 尚 の死。妻子に残されたのは、勤務先の用地に、長年、埋もれていた340個の彫刻。早急に彫刻を移動する土地を見つけ、更地にして、学校へお返しする必要があった。絶望の中での土地探し。見つかったのは400坪の雑木林。草木と竹を切り、平地にする。埋もれた土の中から、彫刻を掘り起こし、一つひとつ、毛布に包んで、新しい土地へ、車で運ぶ。彫刻を壊さないように。何回も、何回も。それをするのは、24歳の大学生の息子。息子にとっては、父の骨を拾い、愛する父を胸に抱いて運ぶ仕事だった。余りの辛さに、息子は、髪を紫色に染めた。気が狂いそうだと。見て居た母は、慟哭する。

本書は、1998年3月30日の森 尚の死の直後から、1999年1月に、海吉平岩の地に、第1回目の彫刻公園を整備するまでの、妻と息子の10ヵ月を綴った詩集である。

興味のある方は、森 壽子に、申し込んでいただくと、贈呈させていただきます。是非、お読み下さい(事情があり、現在、ネットや書店では、購入不能です)。

著者:
森 壽子
判型:
A4判、並製本、巻カバー
頁数:
115ページ(モノクロ)
定価:
本体1,700円+税
発行:
新風舎
刊行:
2004年3月30日

著者への問いあわせで購入可

アリラン峠の先へ行ったM―彫刻家・森尚、その死と彫刻公園の設置まで
言語教育用絵本 3〜6歳児のことば
  • 『言語教育用絵本教材「6歳児のことば」 』(215ページ、4500円+税)
  • 『言語教育用絵本教材「5歳児のことば」 』(295ページ、4500円+税)
  • 『言語教育用絵本教材「4歳児のことば」 』(192ページ、4200円+税)
  • 『言語教育用絵本教材「3歳児のことば」 』(225ページ、4200円+税、品切れ)

本シリーズ4冊は「耳が聞こえない」「発達が遅れている」などのために、ことばが話せないお子様をお持ちの保護者、言語聴覚士、学校(聾学校や養護学校)の先生、通園施設や養育機関の指導者を対象に作成された言語教育用絵本。
健常児の3歳〜6歳までの言語発達段階に即して必要なことばがすべて網羅されている。

著者:
編著・森 寿子 / 絵・皆木由紀子
判型:
A4判(横)、並製本
発行:
吉備人出版
定価:
本体4,500円+税

(書店やアマゾン等で購入可)

言語教育用絵本 3〜6歳児のことば